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Softbank光 遅い [検索]

事情があり、2月に光回線を契約した。いま住んでいる部屋にフレッツの「光コンセント」があり、光回線はすでに敷設されているようなので、フレッツ網をつかった「光コラボ*1」のなかから1社選び、契約することにした。

ONUが配送され、簡単に接続できたので、そのまま2ヶ月程度使っていたのだが、これが時間帯によってとんでもなく遅い。

時間帯 スピード 体感
昼など 140 Mbps 程度 速い
夜~深夜 1 Mbps 程度 Twitter のタイムラインに画像がない

マンション型の光回線というのはこんなに遅いのか… と思うも、納得いかず、

などと Google 検索する日々が続いた。

IPv4ボトルネックがある?

そのうち、「IPv4 輻輳」などのキーワードで調べることによって

フレッツ回線が遅すぎる問題を IPv6/IPoE と DS-Lite で解決した

のような記事に行き着く。私は ISP (プロバイダ) に対する怒りを募らせていたが、どうもプロバイダも NTT に怒りを募らせているようだ。

NTT 網と ISP の機器を中継する IPv4 用機器 は簡単に増設できる仕組みになっておらず、それがキャパシティを越えているから、夜間に遅くなる。原因はこれだろうか。

www.softbank.jp

上の FAQ によると、 Softbank光にも「IPv6 IPoE + IPv4(IPv6高速ハイブリッド)」というサービスが存在し、これは低速の原因であるところの IPv4 機器を迂回できる。これを有効にするしかない、となる。

IPv6 高速ハイブリッドを有効にする手順

この「IPv6 高速ハイブリッド」、ユーザーが正しく有効化する手順が全く示されていないのだ。

IPv6 が有効になるまでの戦い ~

  • 4/末 IPv6 IPoE を使うためには「光BBユニット(月額400円くらい)」のレンタルが必要と知り、オプションサービスを有効化
  • 5/2 光BBユニット届く。何度 My Softbank のページを探しても「IPv6高速ハイブリッド」の項目がない。
  • 5/3 Softbank サポートに電話。 IPv6高速ハイブリッドの有効化はどうやるのか、と訊く。答えは「光BBユニットを接続して10日ほど経過すると自動で有効化」
  • 5/14 10日経つも音沙汰なし。サポートにメール。「IPv6高速ハイブリッドの利用には、①光BBユニットレンタル②高速ハイブリッド の2つのオプションが必要」
  • 5/15 My Softbank にそのような項目はないので意味が分からず、サポートに電話。「こちらのミスでオプションサービスが有効化されていなかった。今作業するので1週間待つように」
  • 同日 IPv6高速ハイブリッドが有効になる。

5/15 の電話時にオペレータに訊いてみたのだが、「ユーザーが My Softbank から IPv6高速ハイブリッドを有効化する方法はない」とのこと。

結局ただしい手順が何なのかは、分からない。

ただ、 この記事 のリンクにある「接続方式変更のお申し込み」ページは、関連づいた Yahoo! ID が必要なので、光コラボSoftbankの場合は絶対に違う。

IPv6 高速ハイブリッド有効化後の回線速度

時間帯 スピード 体感
昼など 350~380 Mbps 程度 速い
夜~深夜 300 Mbps 程度 速い

混雑していない昼などの時間帯も速くなった。

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*1:インターネットの利用に「フレッツ回線」「プロバイダ」の各個契約が必要だったところに、一発で両方契約できる利便性を掲げて打ち出されたサービス。